長年髪の毛を染め続けて、パーマなども並行してあてていると、何だか髪の毛のカラーのもちが悪くなったり、どうしてもカラーが入りにくくなったりと、トラブルが出てくることがあります。
せっかく気分転換で、カラーリングしようと思ったのに、思ったようにカラーが出ないとがっかりです。
まして、就職活動などで黒く染めないといけない!!なんて時にカラーが入らなくなっていることに気付いたら、とっても焦りますよね。
そこで今回は、髪が染まらない原因と、健康なサラサラヘアに導くためのケア方法についてご紹介していきます。
『髪が染まらない原因は髪質にあり?綺麗に染める方法まとめ!』
『髪を次回染めるまでの期間は?頭皮ダメージを防ぐヘアカラー頻度まとめ!』
髪が染まらないのは、痛みが原因?
髪の毛が染まらないという場合には、いくつか原因があります。
まずは健康な髪の毛。
健康な髪の毛は、キューティクルで髪の1本1本が保護されているため、カラーが入りにくいのです。
健康だからという理由以外に、自分でカラーリングしようと思った場合にも、汚れや余分な油がついている状態だったり、濡れている髪だったり、生理中だったりと、髪の毛が染まらない原因になり得ることはあります。
また普段から使っているシャンプーが、シリコン系のシャンプーで、髪の毛にカラーが入り込みにくいという場合もあります。
髪の毛が染まらない理由で一番やっかいなのが、髪の毛がカラーやパーマで痛みすぎてカラーが入らないというものかもしれません。
本来は、髪の毛が少々傷んでいるほうが、カラーの色素は入り込みやすいのですが、そのカラーが入り込んでも、すぐ流れてしまうというのが、痛みすぎた髪の毛に起こる悲惨な現象なんです。
髪が痛むのはなぜ?
髪の毛は本来、髪の表面をウロコ状のキューティクルというもので守られています。
このキューティクルのおかげで、髪の毛の内部で髪の毛の90%を占めるコルテックスというタンパク質や水分が守られています。
しかし髪の毛が痛むことによって、キューティクルが剥がれてしまうと、髪の毛のタンパク質や水分がなくなってしまうのです。
この原因として、一番大きいのがパーマやカラーをすることなんです。
パーマやカラーは、キューティクルを無理やり広げて薬剤や色素を髪の内部に入れるため、間違いなく髪の毛にダメージがあります。
これを短期間に繰り返すと、髪は傷んでスカスカになってしまうのです。
サラサラヘアに導くケア方法まとめ!
髪の毛は、一度痛んでしまうと、なかなか修復は難しいと言われます。
ですが、髪の毛は伸びてきます。
今の状態から、髪の毛の痛みが進行しないようにしながら、新しく生えてきた髪の毛を健康に伸ばして行く方向で考えましょう。
まずは、髪の毛を清潔に保ち、髪に栄養を与えることを習慣づけましょう。
シャンプーの前には、静電気の起きにくいブラシを使って、やさしくホコリを落とします。
そして出来ればアミノ酸系のシャンプーで、地肌を指の腹でマッサージするように洗います。
この時、毛先は撫でるようにやさしく洗いましょう。
そしてきちんとシャンプーは残らないように洗い流します。
シャンプーが済んだら、毎回でなくても良いので2〜3回に1回は、トリートメントを毛先を中心に付けて、5分程度なじませましょう。
続いて(こちらは毎回)コンディショナーを同じく毛先を中心につけ、1分程度したら洗い流します。
トリートメントやコンディショナーには、油分の皮膜で髪の毛の水分の蒸発を防いだり、髪にツヤを出したり滑りを良くする効果があります。
トリートメントやコンディショナーは、地肌にはつけません。
髪の毛は自然乾燥ではなく、やさしくタオルドライし、洗い流さないトリートメントを毛先につけてから、ドライヤーで髪の根本から乾かします。
この時ドライヤーは、髪の毛から20cmは離して使うように気を付けます。
日中も、紫外線のダメージから髪の毛を守るため、帽子や日傘を使用します。
私自身、普段あまり真剣に髪の毛のお手入れをしていなかったので、これからはもっと丁寧に髪の毛を扱ってあげたいですね。
本日のまとめ
パーマやカラーを繰り返すうちに、髪の毛のキューティクルが剥がれて、髪の内部のタンパク質や水分がなくなってスカスカになってしまいます。
このような状態では、カラーも定着せず流れてしまい、うまく髪が染まりません。
『髪が染まらない原因は髪質にあり?綺麗に染める方法まとめ!』
『髪を次回染めるまでの期間は?頭皮ダメージを防ぐヘアカラー頻度まとめ!』
髪の毛の痛みは、基本的には治らないので、現状維持と新しく生えてくる髪の毛のためのケアに専念しましょう。
シャンプーの仕方、トリートメントやコンディショナーの使用、乾かし方、そして日中の紫外線ケアなどにきちんと気を配り、日々の積み重ねで、健康なサラサラヘアを目指しましょう。