女性でも男性でも、髪型というのは、見た目を左右する大切なオシャレポイントですよね。
でもオシャレのためにパーマやカラーを繰り返すうち、髪の毛が傷んでくると発生してしまうのが、枝毛。枝毛が発生している髪の毛というのは、いったいどういう状態なんでしょうか?
そこで今回は、枝毛があってもパーマやカラーはして良いのか?また、正しい施術後のケアの仕方について、ご紹介します!
髪の枝毛の部分があってもパーマはかけて良い?
髪の枝毛の部分があってもパーマはかけて良いのかを考える前に、そもそも枝毛の髪の状態というのは、どういうものなのかについてお話します。
まず健康な髪の毛は、髪の毛の中に水分を保っています。
そして、その水分が蒸発してしまわないように保護しているのが、キューティクルといって、魚のウロコ状にキレイに並んでいます。枝毛は、このキューティクルがいくつかの原因により剥がれてくることで発生します。
やっかいなのは、枝毛というのは一度出来ると元には戻りませんので、修復方法はなく、枝毛から上5cmくらいの長さをカットするしかありません。
枝毛の部分だけ切り落としても、枝毛から上5cmくらいはダメージが及んでいて、切った先からまた枝毛になってしまうからです。さて、枝毛が出来た状態の髪の毛にパーマをあてるのは、本来NGだと言えます。なぜなら、パーマをあてることは、必ず髪の毛にダメージを与えるからです。
しかし、どうしてもパーマを当てたい場合は、傷んでしまっている枝毛から上5cmをカットした上で髪質や髪の状態にあった薬剤を選んでもらって、あてることをオススメします。
そして、パーマ後の髪へのケアが必須となってきます。
私は昔、腰のあたりまでの長い髪の毛でしたが、くせ毛を気にしていたので、常に縮毛矯正やウエーブの出るパーマをあえてあてたりして、髪の毛を傷めてしまっていました。
傷んだ髪の毛の状態では、パーマもうまく均一にかからなくなってきますので、傷んだ髪の毛の状態ならば、髪の毛を健康な状態にしてからパーマをあてるのが髪にもダメージを与えずにすむので、おすすめしたいところではありますね。
枝毛のパーマだけでなくカラーもしたいけど、ダメージが気になる?
髪の毛に枝毛があっても、白髪が気になる方や自分のイメージ維持など、オシャレのためにパーマだけでなく、カラーもしたいのが女心というものですよね。
『白髪染めで髪が傷む理由!髪へのダメージを減らす方法とは?』
でも、カラーも繰り返すことで、髪の毛には非常にダメージが蓄積されていきます。
出来ることなら、パーマとカラーは同時ではなく、間隔を開けるほうが髪の毛のためにはなります。
しかしどうしても行いたい場合は、やはり傷んだ状態ではなく、カットして健康な髪の毛に施術しないと、毛先からカラーも抜けてしまうので気をつけましょう。
また傷んでいる髪の状態では、色も予定より派手に入ってしまったりと、思うようにいかないことが考えられます。
どちらにせよ、パーマもカラーも行った後のお手入れは念入りに行うようにして、さらに髪の毛が傷まないように気をつけたいですね。
枝毛のパーマやカラー後にどういうケアをすればいい?
枝毛になりやすい原因には、色々あります。
・髪の毛が細めの方やくせ毛の方。
・長い髪の方。
・パーマやカラーを頻繁に行う方。
・髪の毛を自然乾燥のみで、湿ったまま寝てしまう方。
・普段使うブラシやクシが、静電気を起こしやすい素材のものを使用している方。
・ドライヤーを使う時、温風を髪の毛に近づけすぎている方。
・使っているシャンプーの洗浄力が高すぎる方。(安い目のシャンプーに多い。)
・過度なダイエットをされている方。
・睡眠不足の方。
このように、もともとの髪質などは仕方ないとして、アミノ酸系のきちんと汚れは落として、栄養を届けてくれるシャンプーを使い、毛先にトリートメントを施す以下の様な商品がおすすめです。
乾かす時も、やさしくタオルドライの後に、20cm以上髪の毛から離しながらドライヤーを使って、根本からきちんと乾かして寝るようにするだけでも随分違います。ドライヤーの前に洗い流さないトリートメントを使用すると、髪の毛の乾燥を防いでくれますよ。
そして、パーマやカラーの頻度は控えめにしましょう。
生活習慣も見直して、きちんと栄養をとって、質の良い睡眠を確保するようにしたいものです。面倒くさいようにも思えますが、髪の毛も私達の体の一部ですから、日々のマメなケアが大切なんですね。
本日のおさらい
今回は枝毛のパーマやカラーについて紹介してきました、その中で気をつけたいこととしては、
・枝毛が出来た髪の毛に、パーマやカラーをしたい時は、枝毛より上5cmはカットし、健康な髪の部分に施術すること!
・健康な髪の毛を保つために必要なケアを、毎日怠らない事!
・パーマやカラーの頻度は控えめに!
以上のことを守って、ツヤツヤの健康な髪を目指すことは、あなた自身の髪の毛のセットの決まり具合に大きく影響してくるはずです。続けることで、次第にダメージの少ない、扱いやすい髪の毛になってくるはずですよ♪