枝毛も女性を悩ませる髪の毛のトラブルの一つですよね。
枝毛が出来ると髪の毛の見た目もパサつき広がってしまいます。枝毛はなぜできるのでしょうか?
今回は枝毛の原因や枝毛の種類、枝毛の正しい処理方法などをご紹介していきます。
枝毛はなぜできる?
髪の毛が長いと余計目につく枝毛。
毛先に発見してしまうとなんだか憂鬱な気分にもなりますし、髪の毛のダメージも気になりますよね。
枝毛は髪の毛の中に必要な成分を保護しておく働きのあるキューティクルが剥がれ、髪の毛の中の水分が蒸発してしまうことで髪の繊維が避けてしまいます。
私も以前はよく毛先に枝毛を発見してしまっていました。学生でなんの知識もなかったころは面白がってそのまま二つにスーッと割いて遊んでいました。今考えると恐ろしいですよね・・・。
枝毛は様々なことが原因で起こってしまいます。パーマやカラーリングの回数が多いと髪のキューティクルが傷ついてしまい枝毛の原因になってしまいます。
『白髪染めで髪が傷む理由!髪へのダメージを減らす方法とは?』
月に1度カラーリングを全体的に行ったり、パーマをかけ直したりしているとどうしても薬剤の影響で髪にダメージを与えてしまうんです。明るすぎるカラーにしていたり一度脱色してから色を入れているという方も傷みやすくなっているので要注意ですよ。
普段使用しているシャンプーの洗浄力が強い場合でも枝毛の原因となります。洗浄力の強いシャンプーは髪の毛に必要な脂質や水分まで洗い流してしまいます。その為髪が水分不足になってしまいキューティクルが剥がれてしまうんです。
『髪のお悩み別!おすすめのシャンプーとトリートメントまとめ!』
髪の毛を乾かすのに使用するドライヤーの温風を髪に近づけすぎると髪の中の水分を蒸発させてしまい、キューティクルが剥がれ枝毛を引き起こす原因になります。
紫外線も髪にダメージを与え、枝毛を作り出す原因になります。また栄養不足や睡眠不足、ストレスなども枝毛の原因になってしまうんですよ!食事で取る栄養が不足していると髪の毛にまで栄養がしっかりと行き届かなくなります。髪の毛に栄養が不足してしまうと枝毛ができやすくなってしまうんです。睡眠不足も髪の毛を健康に成長させてくれる女性ホルモンの分泌を乱れさせてしまうので枝毛ができやすい状態を作り出してしまいます。
女性ホルモンのエストロゲンが減少すると健康な髪の毛が作れなくなるので、様々な髪の毛のトラブルにつながってしまうんです。
ストレスも頭皮を硬くさせる原因になり、頭皮が硬くなると頭皮の血行が悪くなり毛先まで栄養を行きわたらせることができなくなってしまい枝毛の原因になってしまいます。
枝毛の原因は内的、外的な両面から様々なことが考えられるんですね。
切れ毛の原因などとほぼ同じ感じだと思います。
切れ毛の原因については
にまとめてあります。
枝毛には種類がある?
枝毛と聞くとどのような状態をイメージしますか?
毛先が2つ、3つに割れている状態を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?枝毛には二股、三股のタイプだけではなく実は様々な種類があるんです。最もメジャーなこの二股、三股タイプは毛先にできることが多く、髪の毛の栄養不足が原因になっていることが多いようです。
ダメージが蓄積され毛先が耐えられなくなってしまった状態です。またカットの際の切り方などでもできやすくなってしまう種類の枝毛です。
毛先がドンドン細くなっていくタイプのものも枝毛です。パッと見は枝毛だとはわかりにくいですよね。
よく観察すると毛先がドンドン細くなっていっているのがわかると思います。この状態をそのままにしておくとやがて二股、三股に分かれてきてしまいます。よく見かけるタイプの枝毛の一歩前の状態だと思っておきましょう。
髪の毛の途中に結び目が出来たり髪の毛の真ん中だけ裂けてしまうのも枝毛の一種です。髪の毛には弾力があるので健康な状態の髪の毛なら結び目なんてできませんよね。髪の毛の真ん中だけ裂けている状態もなんだか不思議な感じですが、これも枝毛です。
この状態になってしまっている時にはすでに髪の毛に相当なダメージが与えられている状態です。他にも毛先がまるで魚の骨のように枝分かれしているものや何段階にも枝分かれしてしまっているものも枝毛です。切れ毛になる直前のようにぽきっと折れてしまっているものも枝毛の仲間なんですよ。
二股、三股のものがないからと言って油断しているとこんな枝毛が出来てしまっているかもしれませんよ。
枝毛の正しい処理方法まとめ!
枝毛ができてしまった場合はどのように処理すればいいのでしょうか?
ついついそのまま割いてしまったりひっぱってブチっとちぎってしまったりしていませんか?枝毛はできてしまったらどんなに毛をしても元の髪の毛の状態に戻ることはありません。
枝毛が出来てしまった場合は切るしかないんです。その切る際にも実は注意が必要なんですよ!
ついついその辺にあるハサミで枝毛を適当に切ってしまいがちですよね。ですが、髪の毛専用のハサミを使わなければ切ったところからまた枝毛が発生してしまう可能性があります。
また枝毛を切る際には枝毛ができてしまっている部分から3~5cmを目安に切り落とすようにしましょう。
枝毛を切る時には直角にカットするようにすることも大切です。斜めにカットしてしまうと髪の毛の断面積が広くなってしまい、また枝毛や切れ毛になってしまいやすくなります。
意外と注意が必要な枝毛の処理。難しいと感じる時には美容室などで処理してもらうのもいいと思います。
『切れ毛は切るしかない?放置がダメな驚きの理由と改善方法まとめ!』
専門家なのでしっかりと枝毛をカットしてくれますよ!
本日のおさらい
今回は枝毛について原因や種類、正しい処理方法などをご紹介しました。
枝毛は意外とたくさんの種類があるんですね。ロングヘアの方は特にわかりやすいと思うので一度ゆっくりと毛先を観察してみてはいかがでしょうか?
枝毛を見つけた場合は間違った処理をしないよう気を付けて丁寧に処理してみて下さいね!
髪の毛については
『パサつき髪にはオイルが効果的?髪に潤いを与える食べ物紹介!』
にも記載しています。ぜひ参考にしてみて下さいね。