休憩時間にお手洗いへ行き、手を洗おうと鏡の前に立ってみると、
「うそ！？こんなにテカってたの？」
と、気付かず存在していた自分に、恥ずかしさで泣きそうになってしまう時ありませんか？
これが、合コンやデートだったら最悪な気分になりますよね。
そこで今回は、鼻のテカリが気になる方必見！
鼻のテカリがなぜ起こるのか？そしてその改善策についてお伝えしていきます。
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鼻のテカリはなぜ起こる？
鼻のテカリの原因は、皮脂＝油です。
この皮脂というものは、通常体の表面の至るところで分泌されています。
毛穴にある皮脂腺から分泌される時に、汗と混ざり合って、皮脂膜という膜を形成し、皮膚の表面を薄いバリアで守る働きをしているのです。
ただ体の部位によって、活発なところと、そうでないところがあります。
鼻だけでなく、おでこやあごなども、皮脂分泌が活発なところです。
ですから、鼻のテカリの原因である皮脂は悪者ではなく、むしろ皮膚を守ってくれる天然のクリームなのです。
通常、肌の状態が健康であれば、鼻であっても適度にしか皮脂は分泌されませんが、鼻がテカるほどにギトギトに分泌されるには、きちんと理由があるのです。
- 洗顔の仕方の問題
- ファンデーションの厚塗り
- メイク直しの問題
- 年齢肌や肌機能の低下している状態
- 食生活の問題
- 生活スタイルの問題
- 月経前（排卵から次の月経まで）
これらの問題が、鼻のテカリの問題と関係していますので、次に説明していきたいと思います。
鼻のテカリはどのように対策する？
１．洗顔の仕方の問題
鼻がテカるからといって、日に何度も洗顔をして、皮脂膜を奪いすぎてはいけせん。
皮脂が必要量なくなると、乾燥を防ごうと、肌はより一層がんばって皮脂を出そうとします。
洗顔は１日２回まで、メイクを落として眠る前と、朝起きた時で十分です。
洗顔の仕方についても、ごしごし肌をこすったり、鼻がテカるからといって、鼻だけ鬼の敵のように洗ったりしていませんか？
洗顔料はしっかりと手のひらで泡立ててから、肌を包むようにやさしく洗います。
洗顔後は、きちんと保湿を行い、潤いを与えることを心がけましょう。
２．ファンデーションの厚塗り
ファンデーションには、肌をサラサラにする成分が含まれています。
そうすると、皮脂を吸い取り乾燥しますので、肌は皮脂を分泌しようとがんばってしまうのです。
鼻のテカリを抑え、化粧崩れを防ぐには、ファンデーションは薄めにし、出来れば鼻の周りなどの皮脂分泌の多い部分は、BBクリームやCCクリームといった保湿のできるものに使い分けると次第に治まってくるはずですよ。
３．メイク直しの問題
あぶらとり紙で皮脂を取りすぎないこと。ファンデーションを塗り重ねすぎないこと。
ティッシュやハンカチ等で軽く抑える程度にしてみましょう。
４，年齢肌や肌機能の低下している状態
年齢を重ねていたり、アトピー肌の場合、肌のターンオーバー（生まれ変わり）機能により少しづつ肌の角質層に運ばれてくるはずのセラミドが不足してきます。
セラミドは肌の角質層において、水分を肌の内部に閉じ込めるスポンジのような役割をしています。
セラミド不足だと、肌の内部は乾燥してしまいますので、肌の潤いを補うために皮脂が多く分泌されてしまうのです。
美容液などで外側からセラミドを補ったり、極力保湿を心がけましょう。
５，食生活の問題
脂っこい食事に傾いていませんか？
バランスの良い食生活を心がけ、ビタミンやミネラルも積極的に取り入れましょう。
６．生活スタイルの問題
睡眠不足や運動不足になっていませんか？
特に睡眠不足は、あらゆる肌トラブルの原因になります。
適度に体を動かして、しっかりと質の良い睡眠を心がけましょう。
７．月経前（排卵から次の月経まで）
皮脂は、女性ホルモンの分泌にも影響を受けます。
月経の終わり頃から排卵までの間はエストロゲン、排卵から次の月経まではプロゲステロンというホルモンが分泌されます。
このうちプロゲステロンの分泌が増えてくると、皮脂量も多くなることがわかっていますので、排卵から次の月経までの期間については、普段より少々皮脂分泌が多くても、当たり前の現象だととらえましょう。
こうしてみてみると、意外と普段当たり前のように習慣化してしまっていることが、鼻のテカリを招いてしまっていたりもするのだと、改めて驚きです！
私も必要以上にあぶらとり紙に頼っていた時期がありましたが、ティッシュで軽く抑える程度に変えてからは、随分と鼻のテカリも落ち着きました。
クレンジングは優しく行おう！
お化粧をしている方なら、洗顔時にメイクはクレンジングで落として頂きたいのですが、そのときにも注意が必要です。
鼻のテカリが気になるからといって、小鼻のあたりを必要以上にこすったりしていませんか？
また、クレンジング剤をけちったりしてはいないでしょうか？
クレンジング剤は肌がひっかからないようにたっぷりと使い、肌の上を滑らせるように、優しくマッサージする感じで汚れを落とします。
汚れが浮いてきたらきちんと流し、洗顔フォーム等はしっかり泡だててやさしく、やさしく洗ってくださいね。
洗い終わったら、きちんと保湿を忘れずに！
こすらずするんと落せるクレンジングを下で紹介していますので、こちらも参考にしてみてくださいね！
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本日のまとめ
・鼻のテカリの原因は、実は肌を守る皮脂だった。
・肌を乾燥させないように、必要以上に皮脂を奪わない。
・肌の汚れは、やさしくきちんと取り去り、その後はしっかり保湿。
・食生活、生活スタイルを整え、体の中から美しく。
・女性の場合は、多少は皮脂分泌が多くなる時期があることを理解する。
鼻のテカリも、間違った普段の習慣や、日頃の食事、生活習慣を整えることで、軽減できるんですね。
鼻がテカるからといって、ファンデーションを塗り重ねてメイク直ししたり、あぶらとり紙を多用しすぎるのも逆効果と知って、メイクの仕方も変わりそうですね♪
