ちょっとした刺激に弱く、赤みがでたりかゆみが出たりしてしまう敏感肌。
悩んでいるという方も多いですよね。
敏感肌の原因は乾燥やストレスにもあるってご存知ですか?
今回は乾燥肌の原因や乾燥やストレスなのか、乾燥肌の方むけのスキンケア法などをご紹介していきます。
敏感肌は乾燥が原因で引き起こされる?
強い洗剤や洗顔料、化粧品などを使用した時に赤みや肌荒れを感じたり、衣類が原因でお肌に刺激を感じてしまう敏感肌。
敏感肌の方は使える化粧品が限られていたり肌荒れに悩まされていたりという方が多いですよね。私の友人も敏感肌で悩んでいました。
使える化粧品も限られていて、新しい化粧品を使用するのを躊躇してしまったり何を使用しても満足いくお肌にならないと嘆いていました。敏感肌は実は乾燥も原因だって知っていますか?
敏感肌と乾燥は一見あまり関係がないように感じますよね。
ですが深い関係があるんです。
お肌は本来は適度な水分を保っていて、それを蒸発させないように油分である皮脂が保護しています。ですがなんらかの原因で水分と油分がお肌から少なくなってしまうとお肌は乾燥した状態になってしまいます。
乾燥したお肌はバリア機能が低下してしまうんですよ。乾燥によってバリア機能が低下し、乾燥でかさついている状態のお肌には外からの刺激が入り込みやすくなってしまいます。乾燥したお肌は敏感肌の原因になってしまうんですね。
先ほどお話した私の友人もひどい乾燥に悩んでいました。
保育士の仕事をしていたので、日中は紫外線にさらされ朝は早くから夜遅くまでの仕事でお肌の乾燥が進み、敏感な状態になってしまっていたんだと思います。
『肌の乾燥は水分不足が原因?対策とおすすめの食べ物まとめ!』
敏感肌はストレスも原因?
乾燥が原因で引き起こされてしまう敏感肌ですが、実は敏感肌の原因は乾燥だけではありません。現代社会ではなにかとストレスを感じることも多いですよね。
外的なものによる肌ストレスや環境ストレスはもちろん、仕事や人間関係による精神的なストレスも抱えやすいのではないでしょうか?ストレスを受けると自律神経のバランスが乱れてしまい、便秘や不眠、内分泌ホルモンの低下など体に様々な不調をもたらしてしまいます。
自律神経のバランスが乱れてしまい、興奮をもたらす交感神経が優位に立ってしまいます。
交感神経が優位に立つと血液中のリンパ球のバランスが乱れてしまい、免疫力の低下を招いてしまいます。またストレスホルモンの一つであるコルチゾールが分泌されることでも免疫機能は抑えられてしまうんですよ。
ストレスによって免疫力が低下することで外からのお肌への刺激に対抗できなくなってしまい、かゆみや肌荒れ、赤みが出てしまいます。ストレスによって睡眠不足になってしまうことでもお肌は敏感な状態に傾いてしまいます。
夜中寝ている間に分泌される成長ホルモンは昼間のお肌のダメージを回復させてくれる効果があります。睡眠不足になってしまうと成長ホルモンの分泌が不足してしまいます。
成長ホルモンの不足したお肌に紫外線や刺激の強い洗顔料や化粧品によって刺激が加わってしまうとお肌の角質は剥がれ落ちていってしまいます。まだ剥がれる必要のない角質まで剥がれてしまうことでお肌の表面には未熟な細胞が出てきてしまい、外部からの刺激に耐えられなくなり敏感肌へと変わってしまうんです。
ストレスによって腸内環境が乱れてしまうことでも敏感肌の原因に。ストレスで腸内の善玉菌と悪玉菌のバランスが乱れてしまうとお肌のバリア機能が低下してしまいます。お肌のバリア機能が低下すると先ほどもお伝えしたように、外部からの刺激に敏感になってしまうんです。
ストレスはお肌にも悪影響なのは知っていましたが、敏感肌に傾いてしまう原因にもなるんですね。
『敏感肌さんの化粧品選び!おすすめの化粧水やファンデーション紹介!』
敏感肌の方向けスキンケア法まとめ!
乾燥やストレスなど様々なことが原因になり引き起こされてしまう敏感肌。悩んでいる方も多いですし、少しでも強いお肌に戻りたいと思いますよね。
敏感肌の方はスキンケアも大切なんですよ!クレンジングはお肌に刺激を与えないように優しく丁寧に行いましょう。
お肌を無理に引っ張ったりしてしまうのは厳禁です。クレンジング剤は保湿成分が比較的多く含まれていて、油汚れを落としつつ余計な負担をかけないクリームタイプやミルクタイプのクレンジングがおすすめです。
テクスチャーも厚みがあるので、お肌の摩擦を防ぐこともできますよ。
洗顔もゴシゴシ洗いは絶対にしてはいけません。
お肌に摩擦を与えないように洗顔料はしっかりと泡立てて、たっぷりの泡で包み込むように洗いましょう。
皮脂を取りすぎないように優しく力を入れずに洗うことが大切です。すすぎはすすぎ残しがないように気を付けてすすぎます。
30~35度程度のぬるま湯で洗い流すようにしましょう。暑すぎるお湯で洗顔をするとお肌を乾燥させてしまう原因になってしまいます。
化粧水をつける時には手のひら全体を使ってお肌にゆっくりと押し当てて馴染ませていきます。激しいパッティングをしたりお肌を引っ張ったりしてしまわないように気を付けましょう。
コットンを使用するのもおすすめできません。敏感肌の方はコットンの繊維も刺激になってしまい、乾燥や肌荒れを起こしてしまう可能性があります。
化粧水の後はクリームや乳液などでしっかりと油分を加えてあげることも大切です。
下のクリームはふんわり軽いホイップ状で肌になじみやすく、ココナッツオイルとシアバターの有効成分を肌に届けてくれるのでおすすめですよ。
また紫外線も乾燥、敏感肌の原因になってしまうので朝のスキンケアでは日焼け止めを塗るという工程を必ず入れるようにしましょう。
日焼け止めは敏感肌の方はSPF値やAP値が高すぎるものは避けるようにしましょう。SPF値やAP値が高すぎる日焼け止めは敏感肌の方にとっては刺激が強すぎる場合があります。低刺激なものを選んでしっかりと毎日使用するようにしましょう。
敏感肌の方はとにかく刺激を与えないように。お肌の潤いを奪ってしまわないように、保湿をしっかりと行うことも大切ですね!
本日のおさらい
今回は敏感肌の原因は乾燥やストレスなのか、敏感肌の方向けのスキンケア法などをご紹介しました。敏感肌は乾燥から引き起こされたり、ストレスが原因になったりしてしまうんですね。
敏感肌だと化粧品選びも大変ですし、なによりも本人が辛い思いをしなくてはいけないことがありますよね。原因をしっかり知って、スキンケア法も見直していくことで乾燥が改善されれば敏感肌も改善していくことができるのではないでしょうか?
またストレスを溜めないようにすることも大切ですね!
敏感肌については
『敏感肌さんの化粧品選び!おすすめ化粧水やファンデーション紹介!』
こちらも参考にしてみて下さいね!
また敏感肌を引き起こしてしまう乾燥が気になる方には
『肌が乾燥する原因は?乾燥肌におすすめのケアとメイク方法!』
こちらもおすすめです!ぜひ参考にして下さいね。