朝、洗顔をする時に鏡をのぞいてみると、あらっビックリ!何だか瞼が腫れている!ですとか、何となく顎のラインがシャープじゃない!
なんていう経験はありませんか?
むくんでいるとお化粧も上手く出来なかったり、朝からテンションが下がりますよね。
むくみというのは、血液中の水分が、何らかの原因で血管やリンパ管から皮膚下に染み出し、全身あるいは足や顔・瞼などのある部分だけに留まってしまう状態をいいます。
むくみの原因が一時的なもので、体の隠せる部分ならまだ許せるのですが、顔となると困りものです。
そこで今回は、顔のむくみを取る方法についてご紹介していきます。
顔が朝むくみやすいのはなぜ?
顔が朝むくむ原因で一番多いのは、前日の飲酒です。
アルコールを摂取すると血管内の水分が血管の外に出てくる性質を持っています。
そのため瞼やフェイスラインが腫れぼったい、むくみフェイスになってしまうことがあるのです。
顔のむくみは、短期的なものなら放っておいても昼頃にはきちんと治ってきます。
しかしそんなに悠長に待っていられないという場合は、軽い運動やマッサージ、ツボ押しなどでむくみを解消していきましょう!
顔のむくみをとるための基本は?
顔のむくみは、リンパの流れが悪い場合も多く、この流れをスムーズに整えて、顔のむくみを取りたいものです。
そのためには、まず首周りのマッサージや軽い運動を行い、血流を改善したいものです。
それでもすっきりしないときは、ツボを押しながらマッサージを行い、リンパに沿って余分な水分や老廃物を流してあげるようにしていきます。
こういったツボ押しやマッサージを行うことで、顔の周りがすっきりしてくるはずです。むくみが解消するだけで、小顔効果も期待できますよ。
顔のむくみ解消のマッサージ法まとめ!
まずはむくんでいると感じたら、軽い運動を始めましょう。顔ヨガの一つなのですが、
- 力を入れてぎゅーと目を閉じ、目とは逆に口は少し開ける状態で5秒間、そしてこんどは一気にパッと口はより大きく、目は大きく見開きます。この状態で5秒。
- 続いて首をゆっくり左右各3回回します。
- 次に両手の指先4本で、鎖骨の上にあるくぼみを10~20回程度押します。力加減は、気持ちいいと感じる程度で大丈夫です。
こうすることで、随分血管の流れがよくなるはずです。
さてここからは、リンパの流れを良くしていきます。
顔のマッサージをするので、肌を傷つけないように、クリームなどを塗り、指先が適度に滑るように準備します。
- まずは両手の中指で唇の下、あごの上のほうを押します。
- そして次に唇に沿って先ほど押したあごのツボから鼻の下に向かい指を滑らせてマッサージ、最後に鼻の下のツボを押します。
- そして次は目元です。両手の中指で目尻から目頭までを3回ほどマッサージします。
- 中指で眉間のツボを押し、眉頭から眉尻までマッサージし、最後にこめかみを押します。
- そして両手指先、指の腹でおでこを下から上(髪の毛の生え際)へ向かってマッサージします。
- 最後は両手の手首の付け根、手のひらの膨らんでいる部分(母指球)を使って、首を前から後ろへ、老廃物を送る気持ちでマッサージし、後頭部のくぼみ(ぼんの窪)とその両脇を親指を使ってツボ押しします。
こうすることで、リンパの流れも良くなり、顔のむくみも落ち着くはずです。毎日続けると、小顔効果もありますよ!
まとめ
急にできたむくみは、軽い運動や、マッサージ&ツボ押しで随分効果があります。
しかしむくみの原因は、アルコールや塩分・水分の取りすぎや寝不足・運動不足・冷えなどなど複数考えられます。
女性なら、生理前にもむくむことがあるので、日ごろからケアが必要ですね。
適度に体を動かしたり、栄養のバランスや水分量などに注意を払い、むくみを招かない生活を心がけたいものですね